佃眞吾 我谷盆 八寸

  • 44,000円(税込)
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佃眞吾さんは、家具職人としての経験を積んだ後、1992年職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ばれた佃眞吾さんは、刳り物、指物、漆などの、豊かな技術と経験、知識を活かし、日常使いのカジュアルなものから、お茶道具などの伝統的なものまで幅広い作品を作っておられます。

現在開催中の佃眞吾展より、我谷盆のご紹介です。
我谷盆のルーツは石川県の山中温泉の上流、江戸時代の我谷村にあります。
農閑期、雨風に強い栗の木で板屋根を作っており、その板の端切れを利用して作られたのが我谷盆だそうです。生木からノミ1本で精一杯平らに彫られた彫り跡が特徴の一つです。昭和中頃、ダム建設により村は消滅。我谷盆の技術は継承されず、一旦途絶えてしまったのですが、工芸品としての価値を見出され復活を遂げる事となりました。
佃さんもこのお盆に魅せられ写しを制作されている数少ない作家さんのお一人です。佃さんらしい整った彫り跡は、木目の美しさを存分に堪能いただける逸品です。

拭き漆を施した作品は気軽に洗う事ができるので、お盆をお皿のように使う事ができるのが嬉しいポイントです。お一人で楽しむお茶時間に、お抹茶碗と懐紙に乗せたお菓子などの組み合わせも楽しめます。

我谷盆はこちらの八寸の他に、拭き漆仕上げの折敷、漆を施していない木地の作品もご紹介しております。
ぜひページ下の「佃眞吾」の項目よりご覧ください。

MATERIAL : 栗(拭き漆)
PRICE:38,500yen(税込)
SIZE : 外寸 24cm × 24cm × 高さ 約2.5cm、木の厚み約1cm
※木目のお好みはおうかがいできません。尚、お客様ご都合での返品・交換はお受けできませんのでご了承ください。